FACEDUO 「認知症ケア支援VR」が 経済産業省「OPEN CARE CHALLENGE 2025」に採択

FACEDUO 「認知症ケア支援VR」が 経済産業省「OPEN CARE CHALLENGE 2025」に採択

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:井上眞)は、経済産業省が公募していた「OPEN CARE CHALLENGE 2025」において、VRトレーニングプログラム「FACEDUO認知症ケア支援VRを活用した共生社会の実現」が、採択事業の一つとして選定されましたので、お知らせします。

経済産業省が2023年に発足した「OPEN CARE PROJECT」は、介護というテーマをよりオープンに、誰もが介護について話しやすくする社会の実現を目指す取り組みです。高齢化の進行に伴い、介護の当事者意識を高めていくとともに、従来は個人的に閉じられていた課題を社会全体で捉える機運を醸成する必要があります。このたび、経済産業省は、令和7年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(地域におけるヘルスケア産業推進事業)の一環で、介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へと転換する新たな取組の推進に共鳴する個人・団体・企業に向けた伴走支援する「OPEN CARE CHALLENGE 2025」の公募を行い、審査の結果、FACEDUOを用いた本企画が採択されました。

FACEDUO「認知症ケア支援VR」は、介護者が認知症の人の気持ちや行動の背景を知り、具体的なケアを学べる専門医監修の体験型VRプログラムです。現在、介護施設や自治体などで活用が進んでいるほか、小売業者との連携によるイベント展開や、サービス業における導入検討なども始まっており、今後さらに活用の幅が広がっていくことが見込まれます。
このたび「OPEN CARE CHALLENGE 2025」に採択されたことを受け、つい後回しにしがちな“介護の話”を家族とするための練習場「ただいまタイムループ」をベースとした新たなコンテンツの開発を進めてまいります。
「ただいまタイムループ」の詳細は以下サイトをご参照ください。

大塚製薬は、今後も認知症の人とケアに関わる方々の視点を取り入れた製品・サービスの開発を推進し、誰もが自分らしく暮らし続けられる「共生社会」の実現に貢献してまいります。

FACEDUO事務局