VRテクノロジーを利用したプログラムは、
IT世代である若い利用者にとって
興味の対象になります。
専門医監修で構造化されたプログラムの魅力と、
利用者の状況に合わせた多数のコンテンツが、
通所継続のモチベーションとなります。
サポートツールが充実しているので、準備の手間が少なく、セッションの進行がスムース。
経験の少ないスタッフも実施可能です。
FACEDUOは、利用する当事者の疾患・状況に併せてプログラムやコンテンツの選択が可能です。
就労の前段階として、生活場面での対人スキルや症状管理をトレーニングする、就労準備として面接場面のトレーニングするなどを選択ができます。
また、集団でのトレーニングが難しい当事者に、個別プログラムから始め、その後、集団プログラム へ移行することも可能です。
FACEDUOにはソーシャルスキルを学ぶための様々な生活場面を体験できる豊富なコンテンツが用意されています。仕事編では、『仕事だいじょうぶの本(著者:北岡祐子)』を参考文献として就労準備から移行・定着支援のプログラムを開発しています。
※参考文献:『仕事だいじょうぶの本』FACEDUOは当事者の方の困った体験談をベースに体験シーンを作成しているので、就労プログラムでも活用いただけます。
現実に近い臨場感で体験できるので、学んだスキルが実践に活かしやすいという意見も頂いています。
ワンモアの就労移行支援では、メンタルの疾患や障がいでお困りの方の就労支援や復職支援(リワーク)に取り組んでいます。
メンタルの疾患では、うつ病や統合失調症をはじめ、双極性障害、適応障害、不安障害、発達障害、高次脳機 能障害など様々な方を受け入れており、
一人一人の目標やご希望にあったステップアップができるよう、さまざまなプロ グラムを実施しています。
2023年より、FACEDUOを活用したSSTプログラムを開始しました。
1つのテーマ(スキル)につき、3回のVR体験を行います。はじめにテーマとなるスキルが必要となる場面を 体験し、次にどのような工夫を行うことが重要かを発見し、自ら気づいた工夫をもとにVR上でロールプレイを 行う流れとなっています。
VR体験の後には参加者同士での話し合いを行い、対人コミュニケーションスキルの理解や気づきの促進を 図ります。このように、FACEDUOは構造化されたプログラムであり、手引き・進行ガイドがついているため、SST初学 者でも実践が可能です。