心理社会的療法スキルアップセミナー「リワークにおけるデジタル活用は有用か」開催のお知らせ

平素より格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
この度、認知行動療法・ソーシャルスキルトレーニング(SST)に関するオンラインセミナーを開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。
日時
2025 年 8 月 28 日(木) 16:30 ~ 17:30
座長
医療法人くすのき会 南飯能病院 機能リハビリ部 心理室
元・株式会社ジョリーグッド 事業推進局 デジタル治療監修顧問
公認心理師・臨床心理士 髙岸 百合子 先生
講演1
「リワークでの自閉スペクトラム特性を考慮した支援にVRが活用できるか」
演者:藤田メンタルケアサテライト徳重北 リワークセンター 赤木 祐太郎 先生
講演2
「リワークでの感情認知トレーニングVRを使ったアプローチ」
演者:医療法人くすのき会 南飯能病院 リワークセンター 心理室・室長 公認心理師・臨床心理士 秋山 洸亮 先生
下記ボタンよりぜひご登録ください。
講演内容について
藤田メンタルケアサテライト徳重北 赤木 祐太郎 先生
リワーク実施機関において、発達障害と診断、もしくはその疑いがある人は増加していると言われており、自閉スペクトラム特性への支援として、コミュニケーション能力を支援するプログラムや見て分かる情報の提示等の支援の重要性が増しています。
そこで当院のリワークセンターでは、直感的に理解しやすい VR を活用したプログラム『SST-VR』(FACEDUO のコンテンツ活用)を導入しました。
当日は、『SST-VR』のご紹介や、VR を活用したプログラムはどんな対象者に適していそうかのアイディアについて、お話させていただきたいと思います。
リワークでの自閉スペクトラム特性を考慮したより良い支援の検討の一助になれば幸いです。
医療法人くすのき会南飯能病院 秋山 洸亮 先生
先行研究では復職が成功するための予測因子として
① 社会適応度が高いこと
② ワーキングメモリの成績が良いこと
③ 睡眠薬・抗不安薬が少ないこと
これらがあげられています。
様々な精神疾患において、多種多様な認知バイアスが指摘されており、社会適応度を低下させやすい要因とも考えられます。
また、 実際のところ認知行動療法を行っていても、「自分の感情を一言で書けって言われても…」「とにかく全部辛かったので、感情の強さは全部120%です!」との声があったり…「なんだかよくわからないけど、ある日突然、仕事に行けなくなった」はリワークあるあるだと思います。
感情認知トレーニング VR をプログラム導入し、認知バイアスや、リワークあるあるへのアプローチとして行ってきた実践方法とそのアウトカムをご紹介させていただきたいと思います。
ご不明な点がありましたらFACEDUO事務局までお問い合わせ下さい