DXハイスクールで考えるICT活用のヒント
発達障害のある生徒の学びに寄り添う
徳島県立みなと高等学園

高校教育の現場で見えてくる生徒理解の課題 ― 発達障害のある生徒と教師の「困りごと」から考える支援 ―

高校教育の現場には、発達障害などの特性により、他者の表情や声色、仕草といった感情情報を読み取ることに難しさを抱える生徒が一定数在籍しています。こうした生徒にとっては、授業中のやりとりやグループ活動、進路指導の場面で意図がうまく伝わらず、誤解やつまずきが生じやすいことがあります。その結果、「なぜうまくいかないのか分からない」まま自己肯定感を下げてしまうケースも少なくありません。一方で、教員側もこうした困難さを日常的な関わりの中で感覚的に捉えることはできても、それを他者と共有できる客観的な指標として示すことは容易ではなく、支援の在り方が経験や個人差に依存しやすいという課題があります。近年、DXの進展によりICTを活用した支援への期待は高まっていますが、自校の生徒の特性や実態に本当に合ったツールを選択するための判断材料が十分に整っていないことも、現場が抱える大きな課題の一つとなっています。

高校教育の現場で見えてくる生徒理解の課題 ― 発達障害のある生徒と教師の「困りごと」から考える支援 ―

FACEDUO「DXハイスクール・特別支援学校」での
活用ポイント

生徒が“自分の困難さ”を理解するために─同校がFACEDUOに着目した理由

同校がFACEDUOに着目した理由は、生徒自身が「自分の困難さ」を理解し、感情の読み取りを強化できる学習機会を提供できる点にありました。FACEDUOは、VRを活用した感情認知トレーニングプログラムであり、感情の読み取りに関するチェックと、理解力を高めるためのトレーニングを実施することができます。表情・声・仕草といった複数の手がかりを通して、他者の感情を読み取る力を育成します。VRという手法は、生徒にとって直感的で理解しやすく、同時に教員側にとっては、生徒の特性を客観的な指標として把握できる有効なツールとなりました。

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生徒が“自分の困難さ”を理解するために─同校がFACEDUOに着目した理由

導入後の変化

▶生徒の変化
・VRへの抵抗感はほとんどなく、すぐに学習へ集中
・当初は「基本的な感情でも難しい」という反応があった生徒も、繰り返し学習することで理解度が向上
・自分の特性に気づき、自己理解が深まるきっかけになった
▶教員の変化
・感情理解の困難さを感覚ではなく客観指標で把握できた
・支援方針を立てる際の共通言語・共通指標として活用可能
・個別最適な支援を考えるための仮説立てがしやすくなった

FACEDUOは、ICT活用に基づく個別支援や多様な学びの保障というDXハイスクールの理念と、親和性の高いツールだと感じています

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導入後の変化

2026年よりFACEDUOにSST
「思春期編」が追加されました

学校生活やアルバイトで起こりやすいコミュニケーションのつまずきを、VRで体験的に学習。生徒一人ひとりの理解を深め、トラブル予防と社会性の土台づくりを支援します。

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2026年よりFACEDUOにSST<br />
「思春期編」が追加されました