大学生の学習意欲・集中力向上に寄与するフレイル予防支援・ 認知症ケア支援VR
東京都済生会中央病院認知症疾患医療センター 國枝洋太 先生
大東文化大学スポーツ・健康科学部 健康科学科(2年生)および看護学科(4年生)の高齢者運動指導に関する講義において、フレイル予防支援VRコンテンツを活用しました。
(担当:大東文化大学スポーツ・健康科学部 平尾磨樹 教授)
通常の講義のみでは大学生の集中力を維持することが難しい場面もありますが、VR映像を取り入れることで、学習への集中やモチベーションの維持につながっていると感じました。また、講義内容との親和性も高く、学生の理解を深める効果があると考えています。
実務実習を経験していない学生にとっては、高齢者の身体機能低下やフレイルの状態を具体的にイメージすることが難しい場合があります。しかし、フレイル予防支援VRでは、フレイル状態を疑似体験しながら確認できるため、「高齢者の状態を想像しやすくなった」という声が聞かれました。
さらに、認知症ケア支援VRでは、症状や対応方法に関する解説が充実しており、ケアにおける重要な視点やポイントも分かりやすく学ぶことができます。学生の理解促進だけでなく、指導する立場の講師にとっても教育効果の高い有用なツールであると感じています。
認知症の方のご家族や介護士の方々が、認知症の方の気持ちや行動の背景を知り、具体的な対応を学ぶための、専門医監修の体験型VRトレーニングプログラムです。介護者が、VRを通じて認知症の方の主観を体験することで、認知症の方の行動の背景や気持ちを理解し、接し方の工夫などを学ぶことができます。
加齢にともない起こる心と体の衰えー「フレイル(虚弱)」の状態をリアルに体験できます。握力の低下や歩行の衰え、むせやすさなどの変化を自分ごととして感じることで、早期の気づきと予防行動につなげていきます。
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